科目名: 日本・アジア文化研究演習T
担当者: 和田 勉

対象学年1年 クラス[003]
講義室大学院講義室1 開講学期通年
曜日・時限木3 単位区分選必
授業形態一般講義 単位数4
準備事項
備考

講義の目的・ねらい(講義概要)院生各自が研究の対象とする作家や作品について、作品論や作家論や文学史論として展開できるように指導する。
講義内容・演習方法(講義企画)作品論については、「作品をどう論じるか」(「国文学」平1・7)、三好行雄『作品論の試み』等を、作家論については、「作家論の方法」(「国文学」平2・6)等を、テクスト論については、前田愛『都市空間のなかの文学』等を参考に自説を構築するように指導する。例えば、作中人物の性格を心理学的に分析することで小説の核心に迫ったり、年譜的な事実との詳細な比較をすることで作者の意図を解明したり、影響を受けたと思われる作家の作品との共通点や相違点を列挙することで作品の評価にまで及ぶ、というようなことが考えられる。
評価方法・評価基準レポートや発表内容や出席状況などを総合して判定する。レポートについては、従来の説を記した後で、創見を積極的に展開すること。
履修の条件(受講上の注意)修士論文を視野に入れて、研究内容を構築すること。
教科書使用しない。
参考文献学燈社編集部編『近代文学現代文学 論文・レポート作成必携』学燈社 1999年

浅井清他編『新研究資料現代日本文学@A』明治書院 1999年
特記事項(その他)年に4回位、授業中に「現状報告書」を提出させる。